いのちの教室とは
~ 子どもと親に伝えたい「性教育」~
そろそろウチの子も性教育?
みなさんは我が子に「赤ちゃんはどこから来るの?」と聞かれたとき、どう答えますか?
私は、長男のこの質問をきっかけに、独学で性教育の勉強を始め、長男七歳、次男四歳の時、我が子へ初めての性のお話をしました。
自らの生命の誕生の不思議を知るのに夢中な彼らに、いやらしさの欠片は一つもありません。
内心ドキドキの親の心中をよそに、性を自然と受け入れた子ども達を見て、ホッと胸を撫で下ろしたことを覚えています。
私の元へ生まれてくれたことへの感謝の想いまでも伝えられた、忘れられない時間となりました。
「ウチの子にも性教育の話をしてほしい!」
この感動を共有した友人の一声で、いのちの教室は始まりました。
私の末娘はダウン症候群です。
この障がいについての認知が進んでいないが為に、
残念ながら現在も偏見や差別があります。
きょうだい児(障がいのある子どもの兄弟姉妹のこと)と呼ばれる兄達が、
「彼女の障がいについて正しく理解してほしい」
「娘も、兄達と等しく“奇跡の存在”だと知ってほしい」
という私の想いまでも、性教育で伝えることができました。
長い人生です。いつか、私の息子達が彼女のことで傷付いたり、悲しんでしまう日も来るかもしれません。
彼らの心が、立ち止まったり、転ぶようなことがあったとしても、この『いのちの教育』を思い出し、いつか立ち上がって前を向き、笑顔で妹の手をとって、共に歩いてくれることと信じています。
私のそんな小さな想いがあなたにも理解され、やがて大きな足跡となり、障がいのある方とその家族が悲しい思いをすることのない、そんな優しさで包まれる日本社会になっていくよう、精一杯発信していきます。
多様性を受け入れること(この場合は障がい)と、性教育は一見かけ離れて見えるのですが、実はこのように繋がっているのです。
環境問題、人権問題など社会問題となっている様々な事柄も性教育に繋がっており、その解決の糸口となります。
性教育とは性行為をのみを教えることではありません。
「性」とは、「生」きること
「性教育」=「生(きる)教育」であり、
「人権教育」でもあるのです。
私の教室では、親子学習を基本としています。
まず、『自分の生まれといのちの尊さ』を知り、『全てのいのちは奇跡』ということを学びます。
そして親子でその想いを共有すること、これが、これから学んでいく性教育の土台になるのです。
いのちの教室を受講することで、子ども達が「自己肯定感を持って、自分らしく生きる」ための手助けとなります。
いのちの教室に少しだけお時間をいただき、
あなたも子ども達に「心の種」をプレゼントしませんか?